飯高駅が安全衛生努力賞 注意喚起のアイデア多数 松阪労基署長が訪問 三重

【田中支配人(右)から転倒防止措置の説明を受ける藤田署長=松阪市飯高町宮前の飯高駅で】

【松阪】松阪労働基準監督署の藤田香署長は25日、安全衛生努力賞を受賞した三重県松阪市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」を訪れ、田中正一支配人から取り組みの説明を受けた。

労働災害防止に向けた三重労働局長表彰は優良賞、奨励賞の他、今年度新設した中小企業対象の安全衛生努力賞があり、計8事業所が受賞した。同署管内は飯高駅だけ。

田中支配人は出合い頭の衝突を防ぐトイレのカーブミラーや、店舗前の段差を示すトラテープと板製スロープなどを案内し、「従業員は70人近く、搬入の生産者は250人いて高齢者が多い。分かりやすいように注意喚起している」と説明した。

藤田署長は「サービス業の安全衛生は設備改善というよりアイデア。かえって難しいと思う。創意工夫で楽しく取り組んでいただければ」「従業員にやさしいと、お客さんにも取引業者にもやさしい」と呼び掛けた。

同署管内では平成24年以降、毎年死亡労働災害が発生しているが、今年は9月末現在ゼロ人。同署は10年ぶりのゼロに向け、11月1日―12月31日を重点期間「ラストスパートR3」として、54事業場に労災防止を要請し、建設・小売業へのパトロールを予定している。