衆院選 西村氏と玉木氏が来県 街頭で投票訴え 三重

【左:街頭演説で支持を訴える玉木代表=四日市市安島1丁目で、右:街頭演説で支持を訴える西村前経済再生担当相=玉城町田丸で】

衆院選の公示から初の日曜となった24日、前経済再生担当相の西村康稔氏=兵庫9区=と、国民民主党代表の玉木雄一郎氏=香川2区=が三重県に来県した。西村氏は「自公連立政権は未来を確かなものにする」と強調。玉木氏は「今回の選挙を通じて政治に緊張感を取り戻す」と訴えた。

西村氏は三重4区に立候補した自民新人、前知事の鈴木英敬氏(47)の応援で来県。午後7時から玉城町田丸の「お城広場」で約300人(主催者発表)を前に街頭演説に臨んだ。

西村氏は演説で、鈴木氏を「大所高所から見ながら一人一人の思いを県政で実現してきた。前向きで明るく、将来を切り開くのが持ち味」と評価。「即戦力として働いてもらおう」と呼び掛けた。

コロナ対応では「国民の協力によって感染者数を抑えることができた」と感謝した。野党の公約は「耳障りの良いことを言うが、財源はどこにあるのか」などと指摘した。

三重4区は鈴木氏のほかに、共産新人で元津市議の中川民英氏(54)と、立憲新人で元民放アナウンサーの坊農秀治氏(49)が立候補している。

玉木氏は午後5時過ぎから近鉄四日市駅周辺の2カ所で街頭演説に臨み、比例代表の投票を呼び掛けた。大塚耕平代表代行と伊藤孝恵副代表も同行し、演説に立った。

玉木氏は四日市安島一丁目の路上で「政策の効果は政治への信頼がないと高まらない。政治の信頼を取り戻すため、与野党の勢力が拮抗(きっこう)するよう導いてもらいたい」と呼び掛けた。

一方で「数の力で押し切る万年与党と反対ばかりの万年野党では、国民の生活は良くならない」と指摘。「野党も何ができるのかを常に考え、知恵を出さなければならない」と訴えた。

玉木氏は報道陣の取材に対し、選挙期間で唯一の日曜に県内を訪れた理由について「前回の参院選で多くの比例票を頂いた選挙区。どうしても訪れたいと、お願いした」と語った。