松阪 「国体弁当食べてみて」 相可高生考案、ぎゅーとらで販売 三重

【「まごの店御膳」を購入客に手渡す(右から)米倉さん、小西さん=松阪市大黒田町のぎゅーとら大黒田店で】

【松阪】スーパーマーケット「ぎゅーとら」は23日、三重県内の9店舗で、中止になった三重とこわか国体・とこわか大会で提供予定だった県立相可高食物調理科生考案の弁当を販売した。松阪市大黒田町の大黒田店では調理クラブの2人が店頭に立った。24日までの2日間限定で19店舗で620食を販売する。

同科は両大会の開会式で選手らに松阪牛や伊勢マダイ、コマツナやミニトマトなど県産食材をふんだんに使った弁当740食を提供する予定をしていた。

新型コロナウイルスの影響で両大会の中止が決まり残念がる声が上がる中、日頃から週末に同クラブの研修先レストラン「まごの店」の弁当を販売する同社が「生徒の頑張りに応えたい」と「まごの店御膳」として利益なしでの販売を決めた。

この日は松阪や津地区などの店舗で計320食を販売。大黒田店にはいずれも2年の小西凜さん(17)と米倉寬将さん(17)が駆け付け購入客に直接手渡した。販売開始前から10人ほどが並ぶ人気で、用意した50食が30分で売り切れた。

小西さんは「中止が決まった時は悔しかったがこうして売る機会を頂きうれしい」、米倉さんは「地域の方にまだ知られていない三重の食材を宣伝できる」と喜んだ。

1食税込み1080円。24日はハイジー▽神田久志本▽藤里▽二俣▽コア▽小俣▽明和▽渋見▽津新町▽鳥羽―の10店舗で計300食を販売する(なくなり次第終了)。