三重の皇學館大、鈴鹿大が出場へ 東海地区大学野球秋季選手権大会きょう開幕

三重、岐阜、静岡の各県リーグ上位校計4校がトーナメント形式で対戦する東海地区大学野球秋季選手権大会が23、24の両日、伊勢市楠部町のダイムスタジアム伊勢で開かれる。明治神宮大会代表校決定戦を兼ねる東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦(30、31日・パロマ瑞穂球場)の出場枠1も懸けて争われ、県内からは三重県リーグの2021年秋季リーグ戦で優勝した皇學館大(伊勢市)と準優勝の鈴鹿大が出場する。

コロナ禍で県内5校の1回戦総当たり形式に変更された今年秋の県リーグで4連勝し6季連続の優勝を果たした皇學館大は投打の安定感が光る。150キロに迫る速球を武器に今年のドラフト候補に名を連ねるまでに成長した主戦右腕鈴木貫太朗(4年・皇學館)は4試合中3試合に先発し、防御率1.230の好投でリーグ最優秀投手賞とともに最優秀選手賞も受賞した。

東海大会の1回戦の相手はドラフト候補の井手駿、石田雄大の2投手を擁する静岡大。野口昂平主将(3年・上野)は「何回もチャンスは来ないと思う。少ないチャンスをしっかり生かしてどんな形でも良いので泥くさく勝ちたい」、鈴木は「チームの勝ちはもちろん、自分が東海ナンバーワン投手という気持ちで投げたい」と意気込んでいる。

三重県リーグで2季連続準優勝の鈴鹿大は岐阜県リーグで18度の優勝を誇る中部学院大とぶつかる初戦にまずは全力を注ぐ。昨年からチームの中軸を打つ松本詞裕(3年・和歌山南陵)ら好打者をそろえる一方で、技巧派左腕の田中創大(4年・大塚)の台頭で投打に安定感が出てきた。

今年秋の三重県リーグの成績は2勝2敗にとどまったが、同率2位の四日市大、三重大と行った順位決定戦は尻上がりに調子を上げ、最終戦の四日市大戦は5回コールド勝ちを収めた。「四日市大戦は理想的な試合運びができた」と話す大森柾治主将(3年・佐久長聖)は「自分たちは1つ勝てば流れに乗れるチーム。中部学院大戦で全部出し切る」と力を込める。