菰野町 「湯の花せんべい」を日常菓子に 日の出屋製菓が新ブランド 三重

【新ブランドの菓子を紹介する千種代表=菰野町千草の希望荘で】

【三重郡】三重県菰野町菰野の日の出屋製菓(千種啓資代表)はこのほど、新ブランド「tabino ondo(たびのおんど)」を立ち上げ、同社の主力商品で湯の山温泉のお土産として長く愛されてきた「湯の花せんべい」をアレンジした菓子の販売を始めた。コロナ禍で土産菓子の売り上げが落ち込む中、日常使いの菓子として生まれ変わらせて、新たな需要の掘り起こしを狙っている。

「湯の花せんべい」は、ほんのり甘く、ぱりっと軽い食感の昔ながらの炭酸せんべい。この炭酸せんべいに餡ペーストをつけて食べるスタイルの「湯の花せんべいと餡」(税込み778円)と、砕いた炭酸せんべいに県産の茶葉とチョコレートをコーティングした「湯の花せんべいフィアンティーヌ」(同680円)などの商品を売り出した。材料のお茶は県産にこだわり、いずれも伊勢抹茶、和紅茶、ほうじ茶の3種類ある。家にいながら旅気分を味わってもらおうと、パッケージに県内の観光スポットを紹介している。

商品の開発には、京都で人気のコンフィチュールとシロップの専門店「北野ラボ」(伍彩菓)が協力。新しい食べ方の提案と、炭酸せんべいそのものとはまた違ったおいしさに仕上げた。千種代表(41)は「お菓子をきっかけに、県内外から三重県や菰野町に遊びに来てもらえたら」と期待を込める。

同社のオンラインショップ=https://www.hinodeya‐seika.net=で販売しているほか、同町千草の温泉旅館「希望荘」内にある「日の出屋製菓希望荘店」や、近鉄百貨店四日市店の「伊勢路テラス」などでも買える。