伊勢 浜郷地区まちづくり協議会が受賞 防災功労者内閣総理大臣表彰、地域ぐるみの継続防災を評価 三重

【受賞を喜ぶ浜郷地区まちづくり協議会の村田会長(左から2人目)ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の浜郷地区まちづくり協議会が、今年の防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。地域ぐるみの継続した防災への取り組みが評価された。

同地区は、伊勢湾へ注ぐ勢田川と五十鈴川河口に位置する低地で、過去には浸水被害があり、大地震による津波被害も予測される。平成25年に協議会を立ち上げ、翌年から防災活動を進めてきた。

地区の5つの自治会が連携して毎年防災計画を立て、災害図上訓練などで防災リーダーを育成。地元の浜郷小学校と協力した防災教育にも力を入れる。年に一度、住民参加の津波避難訓練を実施したり、ホームページなどで情報発信し、地域の防災意識の向上を図ってきた。

伊勢市役所で21日、同協議会が鈴木健一市長に受賞を報告した。村田修一会長(72)は「継続して活動することが一番重要で難しい。コロナ禍で活動が限られるが、受賞を励みに、より一層前進していきたい」と話した。

表彰は、毎年9月1日の「防災の日」に合わせ、防災思想の普及や防災活動に功績のあった個人と団体に贈られる。今年は全国で6個人と38団体が選ばれ、県では同協議会が唯一受賞した。