津市議会 田矢議員に辞職勧告決議 自治会問題で 三重

【津】三重県の津市議会は20日、元相生町自治会長が職員に不当な要求をする場面に同席して助長させたなどとして、田矢修介議員(希望の風)に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。法的拘束力はない。

決議案には、31人のうち17人が賛成。賛成討論に立った滝勝弘議員(共産党市議団)は「どう喝する場で元自治会長に同意する行為は有形無形の圧力を助長させた。議員として極めて不適切」と訴えた。

決議案は岡村武議員(至誠会)らが提出。元自治会長が職員をどう喝する場面に同席して同調し、親族の結婚式に出席するなど関わりの深さを問題視。「議員にあるまじき人」などとして、辞職を求めた。

辞職勧告を受けた田矢議員は、本紙の取材に「指摘されたことを真摯(しんし)に受け止めたい」とした上で、自らの進退については「きょう可決されたばかりなので、今後どうするかは明言を避けたい」と話した。

この日の本会議では、田矢議員のほか辻美津子(市民クラブ)、倉田寬次(同)、村主英明(同)、岡村の4議員に対しても辞職勧告決議案が提出された。4議員については賛成少数で否決した。

このほか、市議会は一連の自治会問題を調査する特別委員会(百条委員会)を廃止。昨年12月に設置された百条委は約10カ月にわたって疑惑を調査し、今月18日付で加藤美江子議長に報告書を提出した。