鈴鹿に療養施設確保 県、コロナ第6波に備え 津で応急処置も 三重

【定例記者会見で、アラート発動時の対応を発表する一見知事=三重県庁で】

三重県は18日、新型コロナウイルスの感染拡大防止アラート発動時など、感染状況に応じた対策を定めた。また、一見勝之知事は定例記者会見で、新たな宿泊療養施設と臨時応急処置施設を確保したと発表した。

県によると、いずれも第6波発生時の迅速な対応が目的。感染拡大の予兆をつかむアラートは、第5波に備えて定めた「新規感染者が2日連続で17人以上」を続けて使用し、発動後は対策の徹底を呼び掛ける。

また、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が8人以上となった場合、もしくは病床使用率が30%に達した場合は、県独自の「感染拡大阻止宣言」を発出して県境をまたぐ移動の自粛などを要請する。

さらに、直近1週間の新規感染者が15人以上、重症者病床の使用率が20%以上などに達した場合は、県独自の「緊急警戒宣言」を発出して飲食店の営業時短要請や県内移動の自粛などを呼び掛ける。

宿泊療養施設は鈴鹿市で新たに116室を確保し、県内では計375室となった。新たな臨時応急処置施設はプラザ洞津(津市新町一丁目)に置き、感染拡大時に10床程度を設けて運用する予定。

一見知事は会見で、宿泊療養施設を「第6波までに中勢以南でも確保したい」とし、臨時応急処置施設も「もう少し増やしていく」と説明。アラートの根拠は「これまでの経験則に基づいている」と語った。

また、これらの対策にワクチン接種と検査の推進を加えた対策全般を「みえコロナガード」と命名。「事前に示すことで県民に安心してもらい、事業者には営業時短要請などに備えてもらいたい」と述べた。