三重国体中止 5県200人が代替大会 伊勢で陸上競技 県選手団解団式も

【三重国体県選手団解団式で選手を代表しあいさつする世古和選手=スポーツの杜伊勢陸上競技場で】

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった三重とこわか国体陸上競技会の代替大会「2021年東海フレンドシップゲーム」(三重陸上競技協会主催)が17日、三重県伊勢市宇治館町のスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われ、三重、愛知、岐阜、静岡、長野から三重とこわか国体に出場を予定していた選手らを始め約200人が参加した。

選手らに練習の成果を発揮する機会を設けようと三重陸協が関係機関と連携して実施した。国体史上初めて行われる予定だった男女混合1600メートルリレーなど三重国体と同じ種目を設定。感染症対策のため無観客試合で行い、大会の模様はインターネットでライブ配信した。

少年男子Aハンマー投げには今年夏の全国高校総体(インターハイ)と三重国体の高校2冠を目指していた久居高3年の小河彪が出場。直前に背中を痛め十分な練習が積めないまま臨み自己ベスト記録に約10メートル及ばない57メートル63の2位で終えたが、棄権は考えなかったと話し「国体選手のため開いてもらった大会。(県外の大学に進学し)この競技場で投げることも当分ないので出場しておきたかった」と力を込めた。

全日程終了後、県選手団の解団式もあり今季で引退する世古和主将や男子走り高跳び東京五輪代表の衛藤昂ら5選手に花束が贈られた。三重陸協の名古岳彦会長代行は「(国体中止は)非常に残念だが今まで練習してきたことを糧に、次の一歩を進んで欲しい」とねぎらいの言葉をかけた。