伊勢神宮奉仕会 外宮へ初穂を奉納 関係者ら50人が参列 三重

【初穂を手に参道を進む参列者ら=伊勢市の伊勢神宮外宮で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮の神嘗祭に合わせ、新穀を奉納する「初穂曳(はつほびき) 御初穂奉納」が15日、外宮で行われ、伊勢神宮奉仕会の関係者ら約50人が、今年収穫された初穂を納めた。

初穂曳は例年、稲穂を奉曳車(ほうえいしゃ)に載せて市内を運行し外宮へ納める陸曳(おかびき)と、五十鈴川で稲穂を載せた船を引いて内宮に納める川曳(かわびき)が行われる。毎年、市民や全国からの参加者でにぎわうが、新型コロナウイルス対策のため、昨年に続き奉曳行事を自粛し、関係者による初穂奉納のみ実施した。

参列者らは、黄金色の初穂の束を手に、火除橋を渡って参道を進み、五丈殿へ納めた。

初穂曳行事は昭和47年に始まり、今年で50回の節目を迎えた。伊勢神宮奉仕会青年部の奥野勇樹部長(41)は「本来なら、節目を市民の皆さんと盛大に祝いたかった。来年こそは、多くの方に参加してもらい、また次の50年につながる第一歩を踏み出したい」と話した。

16日は内宮へ奉納し、五十鈴川での川曳は自粛する。