県警 詐欺被害防止を呼び掛け 俳優の杉良太郎さんら 三重

【県民に特殊詐欺の被害防止を呼び掛ける(右から)伍代支援官、杉対策監、松本支援官=津市栄町一丁目の三重県警本部で】

特殊詐欺被害の撲滅に向け、国家公安委員長の委嘱を受けて特別防犯対策監を務めている歌手で俳優の杉良太郎さんらが12日、津市栄町の三重県警本部を訪れ、県民に特殊詐欺の被害防止を呼び掛けた。

杉さんは、平成30年に発足された歌手やタレントらでつくる「ストップ・オレオレ詐欺47―家族の絆作戦―」プロジェクトチームの特別防犯対策監として、特殊詐欺の被害防止を目的とした広報啓発活動に取り組んでいる。

この日は杉さんと、プロジェクトチームの一員で、いずれも特別防犯支援官に委嘱されている歌手の伍代夏子さん、EXILEの松本利夫さんが県警本部を訪問。伍代さんは「還付金はATMから戻ってくることはないことを知って頂きたい」、松本さんは「日ごろから家族間で相談しやすい環境づくりをしていくことが大事」とそれぞれ呼び掛けた。

県警生活安全企画課によると、今年9月末現在、県内の特殊詐欺の発生件数は89件(前年同期比12件減)、被害額は1億2840万円(1億3640万円減)。このうち、69件が自宅の固定電話に電話がかかってきて、ATMに誘導する手口という。

杉さんは「電話で『暗証番号を聞かせてください』『カードが切れています』などと言ってくることは絶対にありえないこと。大事なお金をやすやすと電話1本でだまし取られてしまうことのないよう家族間で助け合ってほしい」と県民に呼び掛けた。