度会町 稲作農家に支援金給付 コロナ禍で米価下落、苦境 三重

【度会郡】三重県の度会町はコロナ禍による米価下落の影響を受け、苦境に立たされている水稲作付農家への支援に乗り出した。9月末の町議会臨時会で臨時支援金の給付を決定。15日に支援金の申請書兼請求書を対象農家に発送し、申請後、12月に給付される予定。

コロナ禍で飲食店や宿泊施設などが使うコメの需要が減少し、新米価格が昨年より落ち込んでいることから、コメの生産継続を支援し、営農意欲の維持と経営の安定を図ることを目的に実施。町の一般財源500万2千円と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した888万5千円を総事業費1388万7千円に充てた。

町内に住所を有する個人農業者や事業所を有する法人等農業者を対象に10アールあたり5千円を給付。町によると391人の主食用米ともち米の作付面積276・19ヘクタールが対象という。

町産業振興課の大西泰正係長(40)は「新型コロナウイルスの影響で経営が厳しいと聞いているので来年の経営継続に向けて少しでも支援になれば」と話した。