空き巣の元巡査に懲役4年 「職務の知識や経験悪用」 津地裁判決 三重

三重県菰野町内の住宅やタクシー会社営業所などに侵入し、金品を盗んだとして住居侵入と窃盗などの罪に問われた四日市西署の元巡査岩永拓馬被告(24)=伊勢市=の判決公判で津地裁の中村海山裁判官は11日、懲役4年(求刑・懲役5年6月)の判決を言い渡した。

判決理由で中村裁判官は、「被告は約1カ月間に3件の窃盗既遂を含む6件の犯行に及んでおり、常習的犯行の一環である」と指摘。「職務上得た知識や経験を悪用し、器具を利用したり、力ずくで窓を壊したりするなどして侵入しており、悪質な犯行」と非難した。

その上で、被告は被害者に対して被害弁償し、謝罪文を作成していること、社会的制裁を受けていることなどを考慮しても、矯正教育を施す必要があるとした。

判決によると、5月から6月までの間に、菰野町内の住宅やタクシー会社営業所などに侵入し、高級腕時計や現金など計約1170万円相当を盗んだ。