鈴鹿 ガンに負けず作品110点 山中夫妻が展示会 三重

【2人の作品の前で「見る人に元気を伝えたい」と話す幹雄さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市三日市町の山中幹雄さん(69)、鏡子さん(69)夫妻はこのほど、同市役所市民ギャラリーで初の2人展「がんがんロックな展覧会」を開き、写真に俳句を書いた作品と油絵計約110点を展示した。14日まで。

2人は現在、ガンで闘病中。展示会の名称は、ガンに負けずに「がんがんいこう!69歳」との思いでつけた。

幹雄さんは8年前から俳句を作り始め、現在は同市飯野公民館俳句教室に参加。自分で撮影した写真に俳句を合わせたり、作った俳句に合わせた写真を撮って、一つの作品に仕上げている。今回は、虫捕り網を持って虫探しに熱中する子どもらの姿に「虫採りの子らは元気に夏過ごす」の句を添えた作品など、日常生活の一コマを切り取った力作約70点を出品した。

鏡子さんは20代から油絵を描きはじめ、現在は第一美術協会の会員として制作活動に取り組んでいる。

今回は小岐須渓谷など鈴鹿の風景を中心に、庭の花や幹雄さんなどを描いた躍動感あふれる油彩画40点を出品した。

幹雄さんは「病気でも落込まず、趣味を持って明るく生きたい。見てくれた人に元気を伝えたい」と話していた。