恵みに感謝、消費者幸せに 花の窟神社で「熊野古道米」祈祷

【祈祷を受ける参列者=熊野市有馬町の花の窟神社で】

【熊野】三重県熊野市有馬町の花の窟神社で8日、ブランド米「熊野古道米」の祈祷(きとう)式が行われた。コメの品質管理などに取り組んだクラギ(松阪市川井町)の農産物流通事業の北川剛永室長、農業屋御浜店の堀木昌店長、生産農家の辻本満哉さんが参列した。

辻本さんの水田では、8月から9月にかけて約4500キロの「熊野古道米」が収穫された。祈祷式では5キロが奉納され、その豊かな実りに感謝し、食べる人の幸せが祈願された。

「熊野古道米」は、熊野街道沿いの御浜町阪本で低農薬栽培された特別栽培米。収穫されたコメの中でも低タンパクなものは一等米とされ、「結びの神」という名前をつけて販売される。

県内のホテルなどに出荷するほか、農業屋御浜店などでも販売する。北川室長は「水質管理などを徹底し、今年も良いコメができた」、辻本さんは「長雨の影響を受けながらも、なんとか収穫できた。多くの人に食べてもらいたい」と話した。