熊野 特産かんきつ「新姫」収穫 強い酸味と香りが特徴 三重

【収穫される新姫=熊野市紀和町で】

【熊野】三重県熊野市紀和町の同市ふるさと振興公社の畑で、特産品の香酸かんきつ「新姫」の収穫が始まった。収穫は11月下旬まで続く。

「新姫」は強い酸味と香りが特徴のかんきつで、スダチのように果汁や果皮を薬味として使う。ニホンタチバナと温州ミカンが自然交配してできたとされ、約40年前に同市で発見された。果実1つあたりの大きさは直径3センチ、重さは平均25グラム。

今年は長雨の影響で育ちが遅れているが、味・香りともに出来は上々という。収穫量は21トンを見込んでいる。

1袋5個入りで230円、傷のあるものは300グラムを300円で販売予定。果汁を使用したポン酢やサイダーも生産し、市内の道の駅や鬼ヶ城センター、インターネットで販売する。

同公社の今西孝典さん(49)は「焼き魚に搾ったり、鍋の薬味として使うのがおすすめ。焼酎で割って飲むこともできる」と話した。8日には多気町のVISON内マルシェでPR販売する。