9月の県内企業倒産集計 建設、不動産業など5件 帝国DB津支店 三重

帝国データバンク津支店は7日、9月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。前年同月と比べて1件多い5件が倒産した。不動産会社「伊勢志摩地建」(志摩市)が6億8千万円の負債を抱えて倒産したため、倒産企業全体の負債総額を押し上げ、7億円増の8億円だった。

支店によると、業種別では建設業で2件、サービス業と不動産業、その他で各1件。地域別では北勢で3件、中南勢と伊賀・名張で各1件だった。いずれも従業員が10人未満の小規模事業者で、2件は30年以上の業歴があった。4件は販売不振が原因で倒産した。4件は破産、1件は民事再生法の適用を申請した。

支店は「持続化給付金や雇用調整助成金、協力金などの支援策が各企業の資金繰りを下支えしているが、各業界が不安材料を抱えている」と説明。「コロナ禍の収束が見通せない状況が続き、地域経済回復への足取りは鈍い」との見通しを示した。