東海社会人サッカー1部が再開 伊勢志摩、昇格へ正念場 三重

会人リーグに向けて熱のこもった練習を行うFC伊勢志摩の選手ら=松阪市内で】

新型コロナウイルスの感染拡大で中断していた今年度東海社会人サッカーリーグ1部が今月再開した。アマチュア最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)昇格につながる全国地域チャンピオンズリーグ(CL)出場権も懸けた1部には、三重県内から中南勢地域初のJリーグ入りを目標に2012年に発足したFC伊勢志摩が参戦中。9、10日に行われる残り2試合で好成績を収め、全8チーム中2位以上になって、11月12日から三重などで開催の全国地域CL1次ラウンド初進出を目指す。

6日現在、単独首位に立つのは全5試合中4試合を終えて勝ち点10の藤枝市役所(静岡)。2位は4試合を終え、勝ち点7の中京大FC(愛知)。3試合を行い、勝ち点6で3位のFC伊勢志摩は9日の常葉大浜松キャンパスFC(静岡)、10日の中京大FCとのアウエー2連戦が正念場となる。

県内に緊急事態宣言が発令された8月末から約1カ月、ピッチを使った全体練習ができず、宣言が解除された今月ようやく再開したところ。ただケガ人などはおらずチーム状態は上々。元日本代表の小倉隆史理事長も「コンディションは悪くない」と話す。

毎年全国地域CL1次ラウンド目前で悔し涙を流してきたが、例年東海1部優勝チームのみに与えられてきた出場権が輪番枠で1つ増える今年は初出場の絶好の機会。9、10日ともに勝てば、暫定首位の藤枝市役所の最終戦の結果次第で東海1部優勝の可能性も残されており、小倉理事長は「2連勝を目指し、やれることをやって結果を待ちたい」と力を込める。

支えてくれる人たちへの思いも力に変えたい。会場が学校施設のため、2試合とも無観客試合での開催となるが、主将を務める紀北町出身のMF谷口力斗は「応援してくれる人たちのため、いい結果を届けたい」と話し、ファン、サポーターに捧げる勝利を誓う。

9、10日の試合はサッカー専門のインターネット・モバイル無料配信サービス「MyCujoo(マイクジュー)」によるライブ配信や、今月リリースのチーム公式アプリを使ったテキスト配信を予定している。詳しくはチーム公式サイトで。
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