殉職警官の冥福祈る 津で慰霊祭、関係者ら参列 三重

【殉職した警察関係者の冥福を祈り献花する参列者=津市広明町の津偕楽公園で】

殉職した警察官や警察職員を弔う慰霊祭(三重県警主催)が6日、津市広明町の津偕楽公園で営まれた。遺族や佐野朋毅本部長をはじめとする警察関係者ら23人が参列し、招魂碑を前に献花した。

県警によると、県内では明治11年以降、66人が事件捜査や災害警備活動中などで犠牲になった。直近では平成30年に鳥羽署の男性巡査部長が勤務中の交通事故で亡くなった。

式典では、県警音楽隊が国歌を演奏した後、参列者は黙とうした。佐野本部長は「強い責任感と崇高な精神を深く胸に刻み、職員一丸となって県民とともに築く、安全で安心な三重の実現を体現するため職務にまい進することを誓う」と式辞を述べた。

参列者は招魂碑前に置かれた献花台に菊の花を添えて犠牲者の冥福を祈った。

犯罪捜査中に交通事故で四日市南署の巡査、父清格(きよのり)さん=当時(29)=を亡くした伊賀市の福地久美子さん(68)は「志半ばで無念だったと思う。父の警察での働きを思い返しながら献花した」と話した。