四日市市 文化功労者に佐藤氏と子ども文化NET 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は6日の定例記者会見で、本年度文化功労者として佐藤誠也氏(馳出町、郷土史研究分野)、子ども文化NET(波木町・西町・富田一丁目、文化振興分野)を、市民文化奨励賞として四日市JAZZフェスティバル実行委員会(安島二丁目、音楽分野)を表彰すると発表した。11月3日に市文化会館で表彰式を行う。

市では文化振興に寄与し、功績が顕著な人を表彰する制度を昭和57年に創設し、本年度が40回目。昨年度までに個人116人と5団体を表彰している。

佐藤氏は市の歴史や街並みに関する書物の編集責任者を長年務めたほか、市史編さんの執筆にも関わった。塩浜地区の史跡などに関する書物発行、子ども向け歴史教室の企画・運営など郷土文化継承にも携わり、郷土愛醸成に寄与した。

子ども文化NETは、子どもの健全育成・文化・芸術の振興を図る活動を行う「体験ひろば☆こどもスペース四日市」「四日市まんなかこどもステーション」「子育ち広場∴ドロップin」の3団体で構成され、体験型の演劇公演や音楽会を開催。平成21年度の市民文化奨励賞受賞後も子どもの成長過程の糧として文化芸術に触れる機会を提供し続けている。

文化振興への寄与と今後の活躍が期待される人に贈る奨励賞の授与は2年ぶり。「四日市JAZZ FESTIVAL」を一昨年まで8回にわたり主催した実行委員会は、市民ボランティアの活動として地域の企業や団体からの支持を獲得。演奏会場や観客動員数も年々増加するなど、市民に愛され親しまれる催しとして定着して来た。音楽イベントを通じた中心市街地活性化や魅力ある町づくりの活動は目覚ましく、今後の発展が期待されるとした。