桑名 渡部さん2年ぶり個展 戦争テーマの絵画も 三重

【作品を紹介する渡部さん=桑名市南寺町のギャラリー寺町で】

【桑名】三重県菰野町菰野の渡部佐惠子さん(84)は5日、桑名市南寺町のギャラリー寺町で絵画展を始めた。10日まで。

2年ぶりに開く個展。新作を含む油彩画と水彩画の22点を並べた。50号の油彩画「被爆76年」は、原爆ドームを重厚な筆致で描いた秀作で、今年8月の「南風展」で愛知県知事賞を受賞した。

このほか、チューリップや花瓶に生けたカサブランカ、川沿いに咲くヒガンバナを描いた色彩豊かな作品も並ぶ。

渡部さんは元小学校教諭。49歳から絵画教室に通い始め、画歴は35年になる。「(自分は)戦争体験を語れる最後の世代。これから一つのテーマとして、戦争を題材にした作品も手掛けていきたい」と創作意欲を燃やしている。