三交バスが通学定期値上げ コロナで業績悪化、12月18日から 三重

乗り合いバスを運行する三重交通(三重県津市)など三重交通グループ3社は5日、新型コロナウイルスの影響で悪化した業績を改善させるため、特別割引通学定期券の料金を12月18日から値上げすると発表した。同社などが先月30日、中部運輸局に届け出た。

また、3社に八風バス(桑名市)を加えた4社は12月1日からICカード乗車券「エミカ」のポイント付与率を縮小。交通系ICカード「PiTaPa」で実施していた割引サービスも終了する。

同社によると、在宅勤務の導入や外出自粛の影響などで、令和2年度の乗り合いバスの収入は前年度と比べて約4割減少。収支の改善を図るため、料金やポイント付与率の改定などに踏み切った。

料金改定後の通学定期券は、割引率が現行の58―72%から55―70%に縮小。通学定期の特別割引は平成17年に始まり、それまでの定期券の割引率からさらに3割引いていたが、今回の改定で割引率を見直した。

改定後、利用者の多い津駅西口―西高下区間の年間定期は3200円増の4万4千円。近鉄四日市―四商前区間は6400円増の6万円となる。松阪駅前―飯南高校前区間は通学フリー定期券の対象に加わる。