第100代首相に岸田氏、内閣発足 県内各政党がコメント 三重

三重県内各政党は4日、岸田文雄首相の組閣や次期衆院選の日程確定を受けてのコメントを発表した。与党からは岸田首相の就任や新内閣に対する期待と激励の声が上がった一方、野党は岸田首相が衆院選を急ぐ背景に国民の批判をかわす思惑や焦りがあると指摘した。

自民党県連の津田健児幹事長はコメントで「新しい自民党体制の下で再スタートを切ることができた」とした上で「国民の期待に応えられるよう頑張っていただきたい」と激励。次期衆院選では「全選挙区での勝利に向けて、体制を再度引き締める」とした。

また、公明党県本部の中川康洋代表も、コメントで岸田首相の就任と新内閣の発足を祝福し、自公連立政権合意の実現に向けて「鋭意努力する」と明記。衆院選に当たっては「比例東海ブロック3議席獲得をはじめ、自公の勝利に向けて最大限戦い抜く」とした。

一方、立憲民主党県連の三谷哲央幹事長は、早期の衆院解散を目指す岸田首相について「数々の失政に対する批判が高まる前に選挙をしてしまおうとの思惑と焦りの結果」と批判。「なんとしても与野党伯仲、望むらくは政権交代を現実のものとする」とした。

国民民主党県連の金森正代表は、新内閣でコロナ対応を巡る予算委員会を経ずに衆院が解散する見通しとなったことに「大方の予想はしていた」と指摘。「衆院選では積極財政への転換を掲げ、50兆円規模の緊急経済対策や教育国債の創設などを訴える」とした。

共産党県委員会の大嶽隆司委員長も「予算委員会でコロナ対策などを議論して衆院選の争点を明らかにすべきだった」と指摘。「岸田首相は行き詰まった自民党政治を変えることができないことを知られる前に選挙をして政権維持を図ろうとしている」と批判した。

 

■強いリーダーシップを 一見勝之知事の話■

新内閣では新型コロナウイルス感染症による危機に対し、常に最悪の事態に備えて対策を講じることとされている。感染拡大防止策をはじめ、協力金などの財源確保やワクチン接種の加速、医療提供体制の強化、手厚い地域経済支援などの対策をスピード感を持って講じられるようお願いしたい。地方にとって重要な施策を着実に進め、真の意味で「地方こそ主役」となるよう、総理の強いリーダーシップの下でしっかり取り組むことを期待する。