創業カレッジ、入校式 三重県信用保証協会、10人が夢の実現へ知識学ぶ

【創業カレッジ入校式であいさつする稲垣会長=津市桜橋の県保証協会で】

創業に必要な知識を学ぶ三重県信用保証協会(津市桜橋3丁目、稲垣清文会長)の創業カレッジの入校式が2日、同所であり、10人が参加した。受講者は創業し、成功するという夢の実現に向け一歩を踏み出した。

創業を検討している人や、創業間もない人を対象に、マーケティングや税務・財務、人事労務など経営に必要な知識を身につけてもらおうと令和元年度に初めて開催し、今回で3回目。これまで26人が受講し、うち18人が創業を果たしている。

今期は来年1月15日までの間に計7回の講座を開催。講師は新事業支援や企業向けコンサルティングなどを手がける横山経営事務所代表の横山博昭氏が務める。受講生は学びながら実際に事業計画を作成し、最終日の卒業式に発表する予定。

この日は稲垣会長があいさつし、「コロナ禍で行動が変容する中で、違いや変化を敏感に捉えることによってチャンスが生み出される」と強調。「創業はみなさんの人生の一大イベント。クールヘッドで冷静に判断し、チャンスがあればファイヤーで燃えるような情熱で走り抜け、その先の成功につなげてほしい」と激励した。

また、協会の役割も説明し、「『創業するなら保証協会』を合言葉に、創業前段階の支援、資金繰り支援、創業後の経営課題や問題点などへの支援を通じ、みなさんを応援していきたい」と語った。

横山氏は「資金繰りが行き詰まり創業して2、3カ月で辞める人もいる。一方でカレッジ卒業生の中で、すでに2号店を出す人もいる」と述べ、「創業することが目的でなく、高い確率で成功することが重要。創業に向けしっかり準備し、成功への軌道に乗せてほしい」と呼びかけた。

受講生に対しては、4回以上受講した人には卒業証書が付与されるほか、融資が必要な際は協会から金融機関が紹介される。また、創業時に生じる問題や悩みの解決に向け、専門家の派遣も無料で利用できる。