絵本出版を記念し個展 四日市で木版画家大西靖子さん 三重

【絵本の原画を楽しむ来場者=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】熊本県苓北(れいほく)町の木版画家、大西靖子さん(79)が手掛けた絵本「無限が見た夢 赤い手ぶくろ」(日貿出版社刊)の出版を記念した木版とパステル展が、三重県四日市市安島の山画廊で開かれている。10日まで。4、5日は休み。

同絵本は、大西さんの幼少期に見た夢を基に描いた作品で、令和元年9月に出版された。当初は昨年春ごろ個展を計画していたが、コロナの影響で延期になり、ようやく開催の運びとなった。山画廊での個展は、今回が10回目になる。

会場には絵本の原画に加え、野に咲く花などを描いた作品も並び、計約50点を紹介している。木版で十数回刷り重ねた上に、ソフトパステルの粉を指で擦り込んでいる。訪れた人は一点、一点じっくりと鑑賞し、優しい風合いの作品に心奪われていた。