初演奏に向けて練習励む 三重県警音楽隊の西峰さん山舗さん 

【練習に取り組む西峰さん(右)、山舗さん=県警本部で】

三重県警音楽隊の隊員で、いずれも事務官の西峰未来(みき)さん(23)、山舗みれさん(20)は、10月6日に津市で開かれる県警主催の式典で、音楽隊の一員として初めて演奏する。コロナ禍で県民の前で演奏を披露する機会が減る中、一生懸命練習に励んでいる。

県警音楽隊は昭和30年4月に発足した。子どもを対象とした交通安全教室や高齢者向けの防犯教室などでの演奏を通し、県民に防犯意識を高めてもらうことを目的に活動している。

現在は26人の隊員が在籍。練習は2グループに分かれてマスクを着用し、感染対策をしながら取り組んでいる。

西峰さんは平成31年4月に採用され、紀宝署での勤務を経て、現在は県警本部総務課で働く。

中高では吹奏楽部員としてチューバを吹いていた。音楽隊では、金管楽器のユーフォニウムを担当し「もっとうまくなりたい」と意欲的だ。「音楽隊の演奏動画をユーチューブにアップしているので、交通安全や特殊詐欺の注意喚起の動画を見てもらえるきっかけになれば」と笑顔で話した。

山舗さんは昨年4月に採用された。現在は鈴鹿署会計課で、落とし物の窓口などを担当している。「落とし物をされて困った方の対応をしているので、直接感謝の言葉を頂くことがやりがいになっている」と笑顔で話す。

中高では吹奏楽部に所属し、コントラバスを担当していた。音楽隊ではバスドラムとエレキベースを担当しており、「音楽を通して警察に対して親近感を持ってもらえたら」とほほ笑んだ。

音楽隊楽長の中川達也警部補(43)は「一日でも早く先輩隊員に追いついてレベルを上げ、広報啓発活動の一翼を担ってもらえるよう頑張ってほしい」と期待している。