津 ふるさとの風景に“ドラマ” 松阪の画家、足立さん水彩画展 三重

【作品を紹介する足立さん=津市中央の三重画廊で】

【津】三重県松阪市川井町の画家、足立徹さん(72)の水彩画展「ふるさとの風景」が、津市中央の三重画廊で開かれている。県内外の水辺や里山などを描いた32点を展示・販売している。10月3日まで。

同画廊では7年ぶりの個展。春の里山の遠望、高台から望む海辺の町、川面に映る新緑などを透明水彩やパステルで描いた作品が並ぶ。

足立さんは制作の際、線や色をどう置くかの造形的な点に加え、使われなくなった建物や場所の歴史など「風景の中に感じるドラマを込める」と話す。

描きたい対象によって鉛筆の線を残したり紙の種類を変えたりとさまざまに表現し、「どこの山でも集落でも、見ていただく方が心にしまわれている風景に共感してもらえるといい」と話した。