新型コロナ 県内新たに11人が感染 介護施設でクラスター 三重

三重県は30日、10歳未満から90代までの男女計11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。介護老人保健施設でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1万4617人となった。

県によると、新たに判明した感染者は津市で5人、四日市市で3人、鈴鹿市、亀山市、鳥羽市で各1人。このうち鈴鹿市、亀山市、津市の6人について、今のところ感染経路が分かっていない。

また、県は30日、これまでに入所者や職員ら5人の感染が判明していた県内の介護老人保健施設を112例目のクラスターと認定した。「感染者が特定される恐れがある」として施設名を公表していない。

県は施設内での介助などを通じて感染が広がったとみている。施設では入所者と職員の計188人が検査を受け、この5人を除いて陰性だった。施設は21日から新規の受け入れを停止している。

クラスターが発生していた四日市市内の特別養護老人ホームでも新たに入所者1人の感染が判明。当初の検査結果は陰性だったが、その後に発熱した。この施設で判明した感染者は13人となった。

亀山市内の小学校に通う10歳未満の女児は29日に発症し、同日の検査で陽性と判明。28日まで登校していたといい、この学校では児童や教職員ら45人が接触者として検査を受ける。

30日現在の病床使用率は前日比3・1ポイント減の15・4%。重症者用病床の使用率は前日と同じ7・3%。自宅療養者を含む入院調整中の感染者は142人となり、前日から23人減少した。