津 「つくりびと展」2年ぶり 「魅」テーマに150点 三重

【県内作家の作品が並ぶ「つくりびと展」会場=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで】

【津】三重県内のさまざまなものづくり作家が集う作品展「つくりびと展・拾参―魅(みせる)」が29日、津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザギャラリーで始まった。絵画、木工、陶芸、編み物など15人の作品計約150点を展示している。10月3日まで。入場無料。

30―70歳代の作家が毎回違ったテーマで制作した作品を展示。コロナ禍の昨年は中止したため2年ぶりの開催となった。

竹を題材にした陶芸、伊勢和紙にプリントした写真と合わせた和紙の掛け軸、オオサンショウウオを描いた緻密な絵画、綿を紡いで染織した布などがある。

木工作家の杉山健一さん(61)=同市庄田町=は押し花状にした庭の草に合わせ制作した木製額を出品し「捨てていた草を押してみたら個性があった。コロナ禍で素晴らしい素材が足元にあったと気付かされた」と話す。

同展を主宰する表具師の松尾和男さん(59)=同市一志町=は「皆この展示のために制作しており充実した内容になっている」と手応えを語った。