三重大生向け交流アプリ 細川さん開発中 コロナ禍の友人づくりに

【交流アプリを開発中の細川さん=津市江戸橋2丁目で】

【津】三重大教育学部2年の細川満麗(まり)さん(20)が、企業などの協力を得て、三重大生に限定した交流アプリ「Mieet(ミート)」を開発している。新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン授業が続いているため、学内で交流機会の少ない学生に友人をつくるのに活用してもらう狙い。10月4日にウェブ版をリリースする予定。

細川さんは昨年度の授業でアプリを開発する起業案を発表。審査員だったソフトウェア会社「カーネルコンセプト」(名古屋市)の柿崎督忠社長の目に止まり、1千万円の出資を受けて今年7月1日にアプリ開発会社「プロジェクトM」を設立。社長に就任した。

同社で開発中のアプリ「Mieet」は学生証で本人確認するシステムを採用し、なりすましや詐欺などのトラブルを防ぐ。趣味や出身地、所属サークルを登録し、友達になりたい利用者に友達申請する。チャット機能でメッセージを送り合うこともできる。

テスト版として、アプリのウェブ版を10月4日にリリースし、登録者1000人を目指す。企業の採用広告や三重大周辺の飲食店の広告を掲載することで広告収入を得て運営する。来年6月末時点で500万円の収入を見込み、利益は50万円となる見通し。

昨年度に入学した細川さんは「三重大生と会えないまま授業が続き、本当に実在するのかなと思っていた」と振り返る。開発中のアプリについて「友達づくりに困っている人がたくさんいると思うので、出会いのきっかけにしてもらいたい」と話した。

三重大によると、同大では昨年度以降、感染症対策のためオンライン授業やオンラインと対面を併用した授業が続いている。