中世古鳥羽市議が謝罪 辞職勧告決議受け あらためて辞職否定 三重

【議員辞職を否定し、経緯について釈明、謝罪する中世古議員=鳥羽市役所で】

【鳥羽】固定資産税の未納や鳥羽市議会本会議の無断欠席等の行為を理由に6日付で議員辞職勧告決議案が決議された中世古泉議員(64)=3期、相差町=が27日、同市役所で会見し、「よくない行動をして申し訳ないと思っている」と謝罪した。一方で、「もうそういうことはしないよう励むので議員の立場は続けさせて欲しい」とあらためて議員辞職の考えを否定した。

中世古議員は令和2年度の固定資産税と国民健康保険税について約30万円の未納があったほか、本会議の無断欠席や遅刻、会議中の携帯電話の使用といった行為が市議会政治倫理条例の違反事項に当たるとし、6日の市議会本会議で議員辞職勧告決議案が出席議員の全会一致で可決された。

中世古議員は会見で、持病による入退院を繰り返したことで出費がかさみ市税の支払いが遅れたと説明。未納分は6月30日付で議員歳費から完済したとした。また無断欠勤や遅刻についても同様に入退院が続いたことが理由だったとし、「連絡するよう家内に言ったつもりが行き届いていなかった」などと釈明した。

一方で、政治倫理審査会で提出を求められていた主治医からの意見書等の資料を提出しないなど説明責任が不十分だった理由については曖昧な答弁に終始した。議決から3週間を経て会見を開いた理由への指摘には「よく分からない」とし、「そこまで大事をしたという意識はないがいいことをしたという意識もない。色々な意見もあると思うがちゃんと説明はさせていただくようにする」と述べた。