食材消費と観光を支援 志摩市長、コロナ感染症緊急対策事業発表

【定例会見する橋爪市長=志摩市役所で】

【志摩】志摩市の橋爪政吉市長は24日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症緊急対策事業を発表した。予算額は1億3482万円で、22日閉会の市議会9月定例会で補正予算案が可決された。

価格が低迷している地域食材の消費拡大と観光需要の喚起を目的に、近鉄が手がける鉄道利用旅行商品造成事業への応援負担金として補正予算に2千万円を計上。「しまの冬の食と鉄道の旅応援事業負担金」として、伊勢エビや安乗フグなどの食材を生かした市内飲食店でのランチや近鉄志摩線の旅をセットにした冬の旅行商品造成に向けた広告宣伝費等に充てるとし、11月をめどに発表、PRするとした。

このほか新規事業として、県が定める「みえ安心おもてなし施設認証制度(あんしんみえリア)」の基準を満たした飲食業と観光事業者に一律各5万円、両事業を兼ねる場合などに上限10万円を支給する応援金事業費に1351万円を計上。

また緊急事態宣言に伴う「しま緊急事態措置特別支援金」として、県の支援金に上乗せする形で、1カ月の売上が前年・前々年の同期と比べ3割以上減少した中小事業者を対象に、一律1カ月当たり5万円、上限10万円を支給する。9131万円を計上した。

応援金と支援金の申請受付は10月18日から開始する。橋爪市長は「厳しい経済状況の中、少しでも支援が行き届けば」と話した。