津 ミュゼ・ボンヴィヴァン 県産魚介のパエリヤ好評 苦境の生産者支援 三重

【パエリヤ風炊き込みご飯(2人前)を紹介する出口代表=津市大谷町のミュゼ・ボンヴィヴァンで】

【津】三重県津市大谷町の県立美術館内のレストラン「ミュゼ・ボンヴィヴァン」(出口直希代表)のテークアウトメニュー「パエリヤ風炊き込みご飯」が好評だ。緊急事態宣言下で苦境に立たされる生産者を守りたいと考案した。県産食材たっぷりの料理で販売は30日までだが、10月には取り引きのあるワイン店とのコラボを計画している。

同メニューはコロナ禍の昨年、テークアウト用に考え、今年3月まで販売した。先月下旬の緊急事態宣言の発令に伴う同美術館の閉館で、同店は夜間の営業を取りやめる代わりに同メニューのテークアウトを復活させたところ、連日多くの注文が入っている。

魚介のだしで伊賀米を炊きあげ、香良洲漁港で水揚げされたワタリガニやハマグリ、紀伊長島の白身魚、地産野菜などを組み合わせたボリュームある一品。魚介をまとめて買い取ることで仕入れ値を抑えられるという。

2人前2400円、4人前4500円(いずれも税込み)で前日午後4時までに予約し当日午後4時―同6時に受け取る。出口代表(44)は「今できることはおいしいものを食べていただき1食でも多く食材を回し生産者を守ること」と話す。

ワイン店とのコラボは10月1日にヴィナテリーアタルヤス(鈴鹿市)、同3日に松屋商店(四日市市)で午後5―同7時、各日限定30個の販売を企画。出口代表はシニアソムリエの資格があり、両日とも店頭でパエリヤに合うワイン選びを手伝う。問い合わせはミュゼ・ボンヴィヴァン=電話059(223)7070(月曜定休)=へ。