新たな船出「海運支える」 鳥羽商船高専で卒業式 三重

【「ごきげんよう」と帽子を一斉に放り投げる卒業生ら=鳥羽市池上町の鳥羽商船高等専門学校で】

【鳥羽】三重県鳥羽市池上町の鳥羽商船高等専門学校で23日、商船学科卒業式と専攻科修了式があった。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から式典は規模を縮小して開催され、教職員や保護者ら関係者約55人が出席。卒業生は航海コース18人、機関コース15人、修了生は海事システム学専攻2人の計35人が式に臨んだ。

和泉充校長は代表者3人に卒業証書と修了証書を手渡し、「自信と信念を持って前進してください」と激励した。

機関コースの黒田朗渡さんは「卒業後、私たちの多くが日本海運を支える職に就くことになる。そこでは経験したことのない嵐に見舞われることもあるだろうが、その時はこの5年と半年間を思い出し、少しずつでも前に進んでいきたい」と答辞を述べた。

専攻科の竹家玄大さんも「ここで得た知識と経験を生かし、社会に貢献できる人間になりたい」とあいさつした。

式の終わりに恒例のセレモニーがあり、真っ白な制服に身を包んだ卒業生らが「脱帽」の掛け声の後、「ごきげんよう」と帽子を一斉に放り投げて学校や教職員らに別れを告げた。