伊勢署 特殊詐欺未然に防止 JA職員らに感謝状 「今後も声掛けしていきたい」 三重

【岡﨑署長(右)から感謝状を贈呈された(左から)御邊さん、山本店長、榎さん=南伊勢町伊勢路のJA伊勢南勢支店穂原で】

【度会郡】三重県の伊勢署は22日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、南伊勢町伊勢路のJA伊勢南勢支店穂原と職員の榎恵理さん(35)、御邊晴香さん(34)に感謝状を贈った。

同署によると、8月16日正午ごろ、同店のATM(現金自動預払機)コーナーから話し声がすることに気付いた御邊さんが同僚の榎さんとモニター画面を確認。60代女性が携帯電話で話しながらATMを操作していたため、山本陽平店長(42)に報告した。

女性に話を聞くと「介護保険料の還付金を受けるため、JA職員と話していた」と説明したことから、山本店長が電話を代わると一方的に通話が切られたため、警察に通報したという。

岡﨑浩司署長が同店舗を訪れ、山本店長と職員2人に「声掛けをして特殊詐欺を止めてもらい感謝している」と述べた。山本店長は「今後もみんなで気を引き締めていきたい」、御邊さんと榎さんは「未然に防げてよかった。高齢者の多い地域なのでこれからも声掛けをしていきたい」と話した。

同署によると管内で発生した特殊詐欺は8月末現在で5件。被害額は1093万円。