元巡査の男に懲役5年6月求刑 住居侵入窃盗 津地裁

三重県菰野町内の民家やタクシー会社営業所に侵入し、金品を盗んだとして住居侵入と窃盗などの罪に問われた四日市西署の元巡査、岩永拓馬被告(23)=伊勢市=の論告求刑公判が22日、津地裁(中村海山裁判官)であり、岩永被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役5年6月を求刑し、結審した。判決は10月11日。

検察側は論告で、複数の車の購入や遊興費などのために散財し、借金の返済期限が迫ったことから盗みをして金を得ようなどと考えたと指摘。「市民の警察に対する信頼を踏みにじる卑劣極まりない犯行」と非難した。

弁護側は「懲戒免職となり社会的制裁を受けている。23歳で更生の可能性がある」などとして執行猶予付き判決を求めた。

被告人質問で岩永被告は「警察に対する信頼を裏切ってしまい、申し訳ありません」と述べた。

起訴状などによると、5月から6月までの間、菰野町内の民家やタクシー会社営業所などに侵入し、高級腕時計や現金など計約1170万円相当を盗んだとされる。