コロナ対策財源、追加配分を 津市長が知事に要望30項目 三重

【前葉市長からの要望に回答する一見知事=三重県庁で】

三重県津市の前葉泰幸市長は21日、令和4年度に向けてまとめた県政への要望を一見勝之知事に提出した。新型コロナウイルスワクチンの適切な配分や感染症対策費の財源となる地方創生臨時交付金の追加配分など30項目。うち7項目について一見知事に説明した。

市は当初、鈴木英敬前知事との一対一対談を同市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで予定していたが、鈴木氏の辞職などで中止になった。県庁2階でクラスター(感染者集団)が発生したため、県庁を訪問するのは控え、オンラインで開催した。

前葉市長は国の臨時交付金を上回る感染症対策費を9月補正予算案までに計上していると説明し「コロナ対策を引き続きやっていく。ぜひ追加配分を国に働き掛けてほしい」と求めた。ワクチンについては「予約状況を見ながら配分をお願いする」と述べた。

一見知事は、ツッキードーム(津市藤方)に設置した新型コロナワクチンの接種会場で4800回分のワクチンを廃棄した問題に触れ「ワクチンの追加的な確保ができなくはない感じなので、県民に迷惑を掛けることはなさそう」との見通しを示した。

このほか、コロナ禍で赤字となっている津エアポートラインと伊勢鉄道への支援や中勢バイパスの4車線化の推進なども要望。市は県政への要望を107項目まとめており、残りの77項目については市職員が県庁の各部局を訪問して要望する予定。