衆院選・三重4区 鈴木前知事が正式出馬表明 「まいた種咲かせたい」

【正式に三重4区での出馬を表明する鈴木前知事=伊勢市の神宮会館で】

前三重県知事の鈴木英敬氏(47)は16日、伊勢市宇治中之切町の神宮会館で記者会見し、自民党公認として次期衆院選の三重4区から出馬することを正式表明した。

鈴木氏は知事を辞職後、14日付で党三重4区支部長に選任されたことを報告。「コロナ禍で共に戦った首長や医療関係者、苦境にある事業者の皆さんなどから熱いお声をいただき、まいてきた種を大きく開かせたいと思い挑戦を決意した。さまざまな意見はあると思うが重く受け止める。新たなステージでしっかり結果で返し、判断が間違っていなかったと言ってもらえるよう精進したい」と語った。

コロナ対策の強化や、デジタルを活用した「ポストコロナのセーフティネット」構築、また「現場の声が届いてない」として自民党改革の必要性を主張。

三重4区については「可能性も課題もいっぱいつまっている」とし、観光資源や1次産業などの可能性を生かして、人口減少や医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さといった課題の解決に取り組む考えを示した。

鈴木氏は兵庫県出身で、東大経済学部卒業後、通産省(現経産省)に入省。三重2区から出馬した平成21年の衆院選で落選後、23年の知事選で当時全国最年少知事として初当選。約10年5カ月間務めた。

次期衆院選4区では、元三重テレビアナウンサーで立憲民主党の坊農秀治氏(49)と、元津市議で共産党の中川民英氏(54)が既に立候補を表明している。