四日市 緑茶ティーバッグ好評 安田さん、CFサイトで販売 三重

【「ぜひ味わってみて」とPRする安田さん(右)と後藤社長=四日市市水沢町の安田さん方で】

【四日市】約60年にわたり茶業に携わってきた三重県四日市市水沢町の安田賢二さん(82)が、自身が商品化した抹茶入りのティーバック緑茶をクラウドファンディング(CF)サイトで販売したところ、目標額の15万円に対し、146万円を超す購入額が集まった。安田さんは「ただただびっくり。たくさんの人に、商品のことを知ってもらえてうれしい」と、反響の大きさに驚いている。

販売した商品は、「天空の茶」(14個入り、税込み2400円)と、玄米風の「雲海の茶」(同、同2350円)の2品。高地栽培で育てられた4カ所の産地の茶葉を独自にブレンドした自慢の逸品で、今年の一番茶で作った。

インターネット通販などのコンサルティングを手掛ける「Innovation System」(同市桜台)の後藤恭彰社長(32)の勧めで7月からCFサイト「Makuake」で販売を始めると、わずか1カ月の間で375人もの人が、商品を購入してくれた。

コロナ禍が長期化し、対面での営業がままならない状況下にある。後藤社長は「82歳で初めてネット通販に挑戦し、成功を収めた。そんな安田さん姿は、多くの人に勇気を与えるのではないかと思う」と話す。

安田さんは、同市で茶問屋を経営していた。かつてベトナムで日本茶の生産事業を手掛け、販路を広げるため30カ国以上を渡り歩いたこともあった。20年前に2人の息子に会社を譲り一線を退いたが、自分が納得できる最高のものを作りたいと、独自に商品開発を進めてきたという。

より多くの人の手元に届けたいと、販売サイト=https://kenjiyasu.stores.jp/=を立ち上げた。

安田さんは「この機会に、ぜひ一人でも多くの人に味わってもらえたら」と話した。