知事と前知事、引継書に署名 三重

【引継書に署名した一見知事(右)と鈴木前知事=三重県庁で】

三重県知事の交代に伴う事務引継式が15日、県庁であった。一見勝之知事と鈴木英敬前知事が引継書に署名した。鈴木前知事は「県民を導き、県民と歩んでもらいたい」と一見知事を激励した。

一見知事は署名後に「鈴木知事が大活躍した後なので非常に緊張しているが、一見カラーを出してやっていきたい。引き続きご指導を」とあいさつ。「県や県民のことを考えてやっていきたい」と述べた。

鈴木前知事は「無事に就任していただいて安堵(あんど)し、うれしく思っている。初登庁や記者会見の様子を拝見し、良いスタートを切られたと感じる。そのまま軌道に乗せていただきたい」と述べた。

その上で、知事時代の取り組みについて「時代の変化に合わせて変えていくべきこともある。足りなかったところもたくさんあると思う。ぜひ県民のニーズに即し、良い方向に進めていただきたい」と語った。

また、鈴木知事は署名後の取材で、一見知事を「極めて行政経験が豊富。コロナ対応や国体など、山積する課題にしっかり対応していただける。安心して託せると大いに期待している」と評価した。

知事の交代に伴う事務の引き継ぎは、地方自治法に基づく対応。一見知事は県の施策や県有財産、基金などを記した引き継ぎ書類を受け取った後、非公開の会議で鈴木前知事から引き継ぎを受けた。