新型コロナ 県内新たに56人感染 10日1人死亡、発表遅れ 三重

三重県は15日、10歳未満―80代までの男女計56人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県庁で新たに職員1人の感染が判明。県内の感染者は延べ1万4286人となった。

また、県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院し、重症となっていた70代の女性が10日に死亡したと発表。変異株の検査は実施していない。県内感染者の死者は150人となった。

死亡の発表が遅れた理由について、県の対策本部は「医療機関からの情報が保健所内で止まっていた」と説明。「保健所に対し、情報の適切な共有や対策本部への速やかな伝達を徹底させる」としている。

県によると、新たに判明した感染者は四日市で17人、津で14人、鈴鹿で7人、桑名で5人、松阪で4人、東員、名張、伊勢で各2人、菰野、朝日、いなべで各1人。32人の感染経路が分かっていない。

このうち、県庁では1階で勤務していた職員1人の感染が新たに判明。庁内の感染者は14人となった。県は職員らが勤務していた部署のなどで約40人を対象とした一斉検査を進めている。

県庁2階ではクラスター(感染者集団)が発生しているが、県は15日に発表した1人を含む2人について「2階で勤務した感染者との接触が確認されていない」としてクラスターには計上していない。

また、県は8月25日―9月15日までに感染者として公表した323人のうち、94・7%に当たる306人について、デルタ株などの変異株「L452R」への感染が判明したことを明らかにした。

15日現在の病床使用率は、前日比1・0ポイント減の46・6%、重症者用病床の使用率は3・2ポイント減の36・1%。自宅療養を含む入院調整中の感染者は、180人減の1233人となっている。