タイの日本食現況紹介 日本公庫津支店がセミナー 三重

【タイの日本産食品市場について話す丸山氏=津市万町津の日本公庫津支店で】

【津】三重県の日本政策金融公庫津支店は14日、オンラインセミナー「タイの日本産食品市場について」を開いた。ジェトロ(日本貿易振興機構)バンコク事務所に勤務する丸山淳也氏(33)がタイの現況を話した。

丸山氏はタイではタイ料理に次いで日本料理が人気で「地方に増えたショッピングモールに必ず日本食レストランがある」と紹介。日本産食品の流通形態や嗜好、食品輸入に関する規制などについて言及した。

タイでは輸入業者が許可申請から保管、卸売りなど多岐にわたる役割を担うことから「輸入業者と関係を作ることが大事」と指摘。参加者から「輸入業者とどのように出会えばよいのか」の質問に「ジェトロのオンライン商談会でマッチングができる」と述べた。

タイでの日本産食品は価格にこだわらない富裕層だけでなく近年中間層にも広がっているとして「バイヤーに『ここが違う』『こういう風に売って』とターゲットを相談して決めるといい」などと助言した。

同セミナーはコロナ禍で大きな影響を受ける県産の茶と養殖マダイの販路拡大を支援しようと開催。同公庫から同機構に出向し現在一時帰国中の丸山氏を講師に、県農茶業協同組合、県漁連、県農林水産部の担当者ら9人が聴講した。