鈴鹿 介護職員ら先進事例学ぶ 老人福祉施設研究大会 三重

【動画を視聴する介護職員ら=鈴鹿市深溝町の鈴鹿グリーンホームで】

【鈴鹿】三重のほか富山、石川、名古屋市など6県1市による「東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会 三重オンライン大会」(同施設協議会など主催)が、このほど始まった。同ブロック内の介護福祉事業所370施設が参加し、「最期の一瞬まで、自分らしく生きられる社会へ」をテーマに、介護職員らが動画を視聴し、先進事例などを学ぶ。30日まで。

同研究大会は職員の資質向上を目的に、毎年各県の持ち回りで実施。昨年は四日市市で開催予定だったが新型コロナウイルス感染症の影響で延期となり、今年は初のオンライン開催となった。

動画では、跡見学園女子大学の鍵屋一教授による講演のほか、人材育成やICTなどを活用したケアの実践など、41施設での取り組み事例紹介などを配信する。

県内では約130事業所が参加。13日から始まり、期間内にそれぞれの事業所で動画を視聴する。

鈴鹿市深溝町で特別養護老人ホームなどを運営する鈴鹿グリーンホーム(服部昭博施設長)は職員約110人が、業務の空いた時間などを使って数人ずつで動画を見る。

熱心にメモを取りながら視聴していた介護職員の山口莉奈さん(24)は「いつでも視聴できるのはいいこと。色んな施設の発表が聞けるので、学んだことは現場で生かしていきたい」と話していた。

県老人福祉施設協会の副会長を務める服部施設長(49)は「介護現場でケアの質を高めることを止めてはいけないという思いで今年はオンライン開催という形になったが、それぞれの施設から参加してもらいサービス向上に取り組んでもらえれば」と話していた。