津 「日本」テーマに絵や工芸 松工高OBが作品展 三重

【作品を紹介する南平さん(左)と櫻井さん=津市栄町のギャラリーVOLVOXで】

【津】県立松阪工業高繊維デザイン科の卒業生7人のグループ展「第4回ことなる」が、三重県津市栄町のギャラリー「VOLVOX」で開かれている。卒業後県内外で創作を続ける男女7人の絵画や工芸計約40点を展示している。19日まで。15日は休み。

平成27年に卒業した南平有梨奈さん(24)=亀山市=が同期生に呼び掛け同29年から開催。展覧会タイトルには「異なる」と「個となる」の2つの意味を込めている。

今回は共通テーマを「日本」に設定。「桃太郎」や「かぐや姫」を胎内のイメージで描いたアクリル画や大正時代のモボやモガを題材にした油彩画、岩絵の具と胡粉で季節の花や伝統模様を描いたパネルなどが並ぶ。津市の櫻井將道さん(25)は黒桟革と呼ばれる牛革を手縫いしたバッグや松阪木綿の巾着を出品している。

南平さんは同展を「自分の活動のエネルギーになっている」と話し「三重で美術をする人の新たなコミュニケーションの場になれば」と呼び掛けた。