景況感、2期連続改善 7―9月法人予測 人手は5期連続不足 津財務事務所 三重

三重県の津財務事務所は13日、7―9月の法人企業景気予測調査結果を発表した。景況感が「上昇した」と回答した企業から「下降した」と答えた企業を差し引いた景況判断BSIは、2期連続で改善した。

事務所によると、調査は県内に本社を置く資本金1千万円以上の137社を対象に実施。8月15日時点の景況感や人手不足感、今後の見通しを尋ね、88・3%に当たる121社から回答を得た。

調査結果によると、景況判断BSIはマイナス18・2となり、前回調査時(4―6月期)から1・5ポイントの改善。平成31年1―3月期から、11期連続で「下降」が「上昇」を上回っている。

一方、10―12月期の景況判断BSIはプラスに転じる見通しだったが、今回の調査結果では「上昇」と「下降」が均衡する見込みとなった。来年1―3月期も同じく均衡の見通しとなっている。

人手不足感を示す従業員数判断BSIは18・5と、5期連続で「不足気味」が「過剰気味」を上回った。ただ、一部の業種で人員に余剰感が出たことから「不足気味」超の幅は前回調査時から2・3ポイント縮小した。

斎藤誉所長は13日の記者会見で、県内の景況について「一部の大企業は改善傾向を示しているが、中小企業は厳しい。新型コロナウイルスの感染拡大で景況の戻り方にもたつきがみられる」と述べた。