重責に身の引き締まる思い 三重県知事選 一見氏、投開票から一夜明け

【本紙の号外を手に選挙戦を振り返る一見氏=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事の辞職に伴う知事選で初当選を果たした元国交省官僚の一見勝之氏(58)は投開票から一夜明けた13日、県庁で記者団の取材に「昨夜以上に重責に身の引き締まる思い」と心境を語った。

一見氏は知事への就任に「まだ実感がわかない」としつつ「県の課題は非常に多く、特に新型コロナウイルスの対策は待ったなし。国体の関係も、すぐに答えを出さなければならない」と述べた。

「県民にとって、どんな知事でいたいか」との問いには「信用、信任がないと仕事ができない。県民との対話が大事。情報をきちんと伝え、要望や意見を聞くことを心がけていきたい」と語った。

投開票日の夜は、国内外の友人などから当選を祝う多くのメッセージが寄せられたことを明かした。「ゆっくり眠れた感じではないが、疲れてもいない。まだアドレナリンが出ているのかも」と話した。

一方、表情に落ち着きがあると指摘されて「そうかな。鈴木(英敬)知事より年齢が高いからかな」と驚いた様子を見せる場面も。「腰を据えてやらないといけない仕事もあるので」と切り返していた。

初登庁となる14日は県庁で当選証書を受け取り、正副議長や職員へのあいさつを経て就任の記者会見に臨む。初登庁までの過ごし方を問われた一見氏は「職員に伝えるメッセージを推敲(すいこう)したい」と話していた。