新型コロナ 三重で新たに85人感染 県庁で2度目のクラスター

三重県は11日、10歳未満―80代までの男女85人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県庁2階でクラスター(感染者集団)が発生したと認定。県内の感染者は延べ1万4064人となった。

また、県と四日市市は新型コロナウイルスの感染が判明して県内の医療機関に入院していた90代の男性と60代の男性が10日に死亡したと発表した。県内感染者の死者は147人となった。

これまで職員3人の感染が判明していた地域連携部では、新たに3人の感染が判明。子ども・福祉部の4人とデジタル社会推進局の1人を含め、県庁2階で勤務していた感染者は11人となった。

県は11日、県庁2階で県内110例目のクラスターが発生したと認定。県庁でクラスターが発生するのは8階の雇用経済部で発生した昨年12月4日に続いて2回目。県民に来庁を控えるよう呼び掛けている。

県は庁内の感染経路について「複数の要因が考えられる」と説明。打ち合わせスペースの消毒や執務室の換気が不十分だったことに加え、休憩室での食事やトイレでの歯磨きなどを挙げた。

一方、3階の総務部でも2人の感染者が判明しているが、県は「二階の感染者との接触は確認されず、感染が広がっている状況ではない」などとして、現段階ではクラスターを2階に限っている。

11日現在の病床使用率は前日比3・9ポイント減の51・4%。重症者用病床の使用率は10ポイント減の36・7%。自宅療養者を含む入院調整中の感染者は281人減の1622人となっている。

11日発表の感染者は四日市で26人、津で15人、鈴鹿で10人、松阪で8人、名張で7人、桑名で5人、いなべ、伊賀、伊勢、県外で2人ずつ、菰野、朝日、川越、亀山、多気、大紀で1人ずつ。このうち37人の感染経路が分かっていない。