三重県知事選と県議補選あす投開票 三つどもえの争いと一騎打ち

鈴木英敬知事の辞職に伴う三重県知事選と県議会桑名市・桑名郡選挙区(欠員一)の補欠選挙は12日、投開票される。知事選は無所属の新人による三つどもえの戦い。県議補選は無所属2氏の一騎打ちとなっている。

知事選の立候補者は、元国交省官僚の一見勝之(58)=自民、公明、立憲民主、国民民主推薦=、元県議の岡野恵美(69)=共産推薦=、建設会社社長の石川剛(47)=届け出順=の3氏。

県選管によると、知事選が三つどもえとなるのは、平成23年以来。31年の前回知事選の投票率は46・68%で、3回連続で下落している。コロナ禍で県全域を対象とした選挙は初となる。

与野党から推薦を得た一見候補は、国土交通省や海上保安庁での勤務実績を強調し、危機管理能力をアピール。新型コロナウイルスのワクチン接種の推進や人口減少対策を掲げている。

岡野候補は共産党などでつくる政治団体「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」が擁立。「国に追随する県政の転換」を掲げ、検査の充実やリニア中央新幹線の建設反対を訴える。

石川候補は「子どもたちに誇れる町にする」とし、新型コロナの治療薬の開発や交通網の整備を訴える。「しがらみのない政治」を掲げ、政党や団体の支援を受けずに活動する。

県議補選には、新人で会社役員の永野元康氏(58)と、前職の倉本崇弘氏(45)=届け出順=が立候補。感染症の対応や地域の活性化策などを巡り、舌戦を繰り広げている。