児童の「学びをとめない」 鈴鹿のオンライン授業、学校も活用 三重

【鈴鹿】新型コロナウイルス感染症による三重県の緊急事態宣言発出に伴い、鈴鹿市内の公立小中学校でオンライン授業が進む中、保護者の就労などにより自宅でのオンライン学習が困難な子どもたちが、各学校でオンライン授業を受けている。同市教委は「全ての子どもたちの『学びを止めない』ということを基本に考えている」と話す。

市教委によると、自宅にWi―Fi環境がない家庭には通信機器を貸し出して対応しているが、9月9日は小学生約1万人のうち580人(5・6%)、中学生約5700人のうち18人(0・3%)が、それぞれの学校でオンライン授業を受けた。

同市和泉町の市立井田川小学校(世古基子校長、145人)では、低学年を中心とした1―5年生の希望者約15人が、学年別にオンライン授業を受ける。

各教室では担任が授業を実施しているため、1年生は図書室、2年生は多目的室など学年ごとに教室を分け、個々で担任の授業を受けることで、自宅学習の児童と学習環境をそろえる。

10日は12人が登校し、それぞれのパソコンを開いて授業に参加した。

世古校長は「目新しい学習方法なので子どもたちも意欲的な姿勢が目立つが、長時間になると疲れが出てくる。試行錯誤しながら取り組みを進めたい」と話した。