欧米から里帰りの陶磁器 津・松菱画廊でオールドノリタケ展 三重

【明治期から欧米向けに作られたオールドノリタケ=津市東丸之内の松菱6階美術画廊で】

【津】三重県津市東丸之内の津松菱はこのほど、同店6階美術画廊で「里帰りオールドノリタケ展」を開いた。明治期から欧米に輸出され「里帰り」した陶磁器約百点を展示販売している。13日まで。

明治期から戦前まで欧米からの要望に応え国内で制作、輸出され高い評価を受けた陶磁器「オールドノリタケ」を多くの人に楽しんでもらおうと企画した。

今展では明治―大正期に制作された華やかな装飾の花びんやティーセット、明るい色合いのカップ&ソーサーなどを出品。女性の顔やニワトリなどをかたどったユニークな調味料入れもある。

商品を取り扱う大阪市の画廊オーナー、林秀俊さん(60)によると、米国では70年代からブームとなり、国内ではバブル期に脚光を浴びた。林さんは「輸出先の要望に合わせて制作されているため色合いや絵柄などさまざまなバリエーションがある。日本の職人の技術の高さを感じてほしい」と話した。